バリ島北部の町、シンガラジャまでは南部のビーチリゾートから
車でおよそ2.5時間ほどです。
これまで、ゆっくりと訪れる機会がありませんでしたが、
ふとしたきっかけで何度か行くようになり、
ここって、なんだか落ち着くやんと思うようになりました。
最初から、「よい!」というインパクトはないのですが、
何かよいかも・・・とじわじわ感じてくるそんなところです。

シンガラジャの町は、バリ島の他の町とは異なり、すぐ海沿いにあります。
幹線道路を走っていると、道路からも海を見ることができます。
それが、なんだか落ち着く原因の一つのように思いました。

それもそのはず、シンガラジャについて調べてみると、
バリ島の玄関として古くから栄えた町で、
1849年にすでにオランダ植民地政庁がおかれていた、とのこと。
オランダ政庁により、ブレレン港を中心に町が整備されているのです。

そして、シンガラジャから西へ8kmほど離れたところには
リゾート地として知られるロビナビーチがあります。
そう、シンガラジャに行く際には、もちろん、ロビナビーチを訪れることも
忘れてはいけません。

シンガラジャとロビナビーチの魅力として

1. かつてバリ島の玄関として栄えた港と歴史のある町並み
2. 朝日と夕日が楽しめるお得なロビナビーチと、イルカウォッチング
3. オンザビーチのホテルがお手ごろ価格
4. シンガラジャ独自の食べ物シオバッと新鮮で安いシーフード

が挙げられます。

1. かつてバリ島の玄関として栄えた港と歴史のある町並み

現在、港は使われておらず旧ブレレン港として、
2002年に地元の人が自由に出入りし、のんびりすることができる
レクリエーションの場所となって生まれ変わりました。

独立を記念して、ユーダ・マンダラ・タマが海に向かって叫んでいます
(叫んでいるようにみえます)。
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海上の建物はレストランです。
前方は見渡す限り、海という贅沢なロケーションです。

港には、中国寺院が建っていて中に入ることもできます。
華僑としてやってきた中国人たちは、新しい土地に来ると
最初に寺院を建てるといわれています。
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港の周辺には、注意してみると今なおオランダ時代の建物が残っており、
お店として使われていたことがわかります。
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これはモスクで、ジャワ人の他、かつてはアラブの商人もこの地に
多く住んでいました。
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バリ島内でこのような異国情緒のある建物が残っているのは
おそらくシンガラジャだけではないでしょうか。

2. 朝日と夕日が楽しめるお得なロビナビーチと、イルカウォッチング

ロビナビーチはイルカが見られるビーチとしても知られています。
ロビナビーチにあるイルカの塔
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ロビナビーチはバリ島の北部にありますが、朝日と夕日が見られる
珍しいビーチです。
残念ながら、朝日または夕日はロビナビーチの正面に見えるという
わけではなく、ビーチの両側(東西)に見ることができます。

ロビナビーチの朝
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ロビナビーチの夕日
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ロビナビーチで忘れてはならないのがイルカウォッチング
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3. オンザビーチのホテルがお手ごろ価格で

ロビナビーチではビーチに沿って、ホテルが建っています。
新しいホテルは少ないのですが、昔ながらの庭の広いホテルに、
南部のリゾートエリアの2/1ほどの価格で泊まることができるのも嬉しいです。

オンザビーチのスナリ・ビーチリゾート・ホテル。
以前はメリア・ソル・ロビナというホテルでした。
敷地が広く、ひとつひとつのお部屋も50㎡以上というゆったりしています。
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また、ホテル前のビーチからそのまま、イルカウォッチングのツアーに
出かけることができます。
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4. シンガラジャ独自の食べ物シオバッと新鮮で安いシーフード

シンガラジャと言えば、シオバッと呼ばれる豚料理があります。
華僑から伝えられた、と言われており、バリ料理とは異なるスパイスが使われています。
シンガラジャっ子には人気で、町の中にもいたるところに
シオバッのワルンを見ることができます。

ゆでた豚の各部位を大きな包丁で、細かく切ります。
なぜか、お客さんが来てから切ることになっています。
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豚の耳や内臓など、好みの部位をお願いすることもできるし、
チャンプルといって全部を入れてもらうこともできます。
きゅうりを甘酢で着けたものと、青唐辛子が添えられます。
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これに、タレをかけ、豚の皮を揚げたもの(クルプック・バビ)をのせて
いただきます。
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一口、食べて、「何、これ・・・」と思うのですが、食べなれると
匂いは気にならなくなります。
シオバッは、(もちろん人によりますが、私にとっては)「美味しい!」というものでは
ないのですが、バリ島っぽくない食べ物で、そんなところに異国情緒を感じ
嫌いにはなれないのです。

そして、シンガラジャ、ロビナビーチで忘れてならないのはシーフード。
ビーチのいたるところにジュクンといわれる両手の舟が停泊している通り、
このエリアでは漁が盛んです。
そのため、新鮮なシーフーを安価でいただくことができます。

イカンバカールで有名なジンバランビーチのように
好きな魚を選んで、料理してもらうスタイルのお店がビーチ沿いに何軒かあります。
ジンバランビーチのようにロブスターや貝などはありませんが、
魚をバカール(炭焼き)とスープに調理してもらっただけでも十分な量です。
これで、Rp85,000ぐらいと割安です。
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シンガラジャの町とロビナビーチの魅力は伝わったでしょうか・・・
興味をもたれた方は以下に詳細がありますので、
のぞいてみてください。

1. かつてバリ島の玄関として栄えた港と歴史のある町並み
2. 朝日と夕日が楽しめるお得なロビナビーチと、イルカウォッチング
3. オンザビーチのホテルがお手ごろ価格
4. シンガラジャ独自の食べ物シオバッと新鮮で安いシーフード

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